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Channel: スポーツナビ+ タグ:小川拓真

小柄な体ながらその不利を微塵も 東都大学野球2013新人戦 ~亜細亜大×中央大

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中央大   0 0 0 1 0 1 0 1 0 3亜細亜大 1 0 5 0 0 0 0 1 x 78月24日:神宮球場中央大  山手、村川、在原、松村遼 - 妹尾亜細亜大 川本、細川、諏訪、山田、伊藤奏、野口 - 宗接、坂井本塁打:小川拓(中央大)  2013年秋季シーズンの開幕も来月に迫ってきた東都大学野球リーグ。今日はそのシーズン開幕直前に実施された2013年度東都新人戦の中央大と亜細亜大の1戦を観戦してきました。亜大は1回裏に先頭打者四球や伊達星吾(2年)のセンター方向へのヒットなどでランナーを三塁まで進ませるとゲッツー崩れの間に1点を先制。更に3回裏、亜大はまた先頭打者を四球で出塁させ得点圏まで進ませたところで再び伊達星吾が今度は見事な右打ち、一・二塁間を破るライト前へのヒットを放って2点目。その後もヒットや四球で攻撃が途切れない亜大打線は満塁の状況を作ると迎えるバッターは7番サードで出場の遠藤雅洋(2年)。かつて強豪聖光学園高校で俊足強打のファーストとして鳴らしていた彼が甘く入った変化球を逃さずスイングすると力強い打球は一気に右中間を破る走者一掃の3点タイムリー!遠藤自身も俊足を飛ばし三塁打とすると、続く8番ライトで出場の廣畑実(2年)がきっちりレフト前タイムリーを放ち、この回一挙5点を挙げ、序盤で亜大が6点差と大きく中大をリードします。出す投手がことごとく四球か打たれてしまう中大は3回裏途中で早くも3人目となる投手として習志野高校より入学の新入生在原一稀(1年)をマウンドに送りますが、これが正解。在原はこの回の亜大打線の猛攻をシャットダウンすると、その後7回裏までの4 1/3回を被安打1無四死球無失点に抑える好投を見せます。身長は170cmに満たないという小柄な体ながらその不利を微塵も感じさせず、130km中盤台の速球と変化球はともに切れ味鋭くコーナーに低めにズバズバに決まる投球。しかも在原の投球中に何度か中大守備陣は失策をしてしまい在原の足を引っ張っていましたが(汗)、それにも彼は全く動じない堂々としたピッチングでした。今日の両軍併せた投手たちの中で一番良かったピッチャーと個人的に感じましたね。在原の好投に報いたい中大打線は4回表に3番DH出場の中大期待の大砲小川拓真(2年)が甘い速球を逃さずフルスイングすると打球は一気にライトスタンドに突き刺さるソロホームラン!更に6回表にもランナーを得点圏においたところで今日試合途中でサードで出場した、昨年まで名門高校桐蔭学園の主砲として鳴らしていた新入生小河諒(1年)が左中間を破る見事なタイムリー2ベースヒットを放ち追加点。そして8回表にも中大は小川の2ベースヒットから、以前は投手でしたが今日は5番ライトで出場し野手転向した?と思われる泉澤涼太(2年)のタイムリーなどもあって追加点を上げてじわじわと追い上げますが、いかんせん3回のビッグイニングが痛く、更に堅い守備で大量失点をしない亜大が結局逃げ切り勝利。新人戦決勝へと駒を進めました。

スムーズにグラブをすり抜け 東都大学野球2014春季 ~中央大×國學院大 第1戦

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國學院大 0 0 1 2 0 0 0 0 0  3中央大   0 0 0 0 0 3 0 0 1x 44月15日:神宮球場國學院大 岡崎、土倉、近藤 - 大前中央大  山手、在原、石垣 - 東二大エースだった柿田竜吾(現JR東海)と杉浦稔大(現東京ヤクルト)が同時に卒業していった國學院大と、昨季まで絶対エースだった島袋洋奨(4年)が今季ありえないほどの不調に見舞われ彼自身の申し出により先発1番手のポジションから降りてしまった中央大。投手陣の軸となる頼れるエース・先発投手を探しながら今季の東都一部リーグを戦わなければならなくなった両チームの第1戦を観戦しに、私にとって今年初めての明治神宮球場に赴きました。両チームとも序盤は無得点のまま、といいながらその内容はどちらも投手の制球がやや不安定でこの均衡がこのまま続くわけはないぞ…と感じてしまうような雰囲気の中、先に動いたのは國學院側でした。3回表。公式戦初出場が初スタメンマスクにもなったこの回先頭の8番キャッチャー大前将吾(2年)が甘く入った速球を弾き返すと打球は右中間を大きく破るヒット!俊足ランナーだったら三塁打になるかもしれないほどの当たりだったのに大前の脚が意外と遅く、彼がぎりぎりセカンドベースに滑り込んでなんとか二塁打にしたのは内緒な(笑)。そこから國學院大は主将の山下幸輝(4年)が粘って四球をもぎ取るなど打線をつないでつないで二死満塁まで状況をもっていくと4番センター水野一世(4年)が打席に入り緊張感漂う球場の中…彼の背中に思いっきりデッドボール(苦笑)、押し出しで國學院大が先制します。続いて4回表には國學院大側の先頭打者がレフト方向に平凡なフライを打ち上げ、中大レフトが落下地点に足を止めグラブをさっと頭上に掲げ、そしてボールはスムーズにグラブをすり抜けレフト目の前の地上に落下そのポロリ癖はヤメロといっただろうランナーはその隙に一気に三塁へ。そして続く打者にはまた背中に思いっきりデッドボール。それならいいと許可した覚えはないそして9番ライト小木曽亮(4年)の打席で低めの球を今度は捕逸でその隙にランナーホームインで國學院追加点。それもやめ…いやなんかもういいや(諦)その打席の小木曽が甘く入った球を逃さず打ち返すとライト前にラインドライブを描いて打球が飛ぶタイムリーヒットで國學院大3点目を上げます。これはクリーンな点の取られ方でなんかホッとしたよ(爆)。これもう完全に中大に敗戦フラグたちまくりだよねぇ…と思った私の気持ちを一変させる投手が5回表よりマウンドに上がります。それは在原一稀(2年)で、昨年の新人戦で初めて彼の投球を見たとき身長は168cmと小柄ながらイキのよさを感じさせていた投手でした。在原はスピードガン表示では真っ直ぐが130km後半台とこの試合の他の投手と大差ない平凡な数値でしたが目測では他の誰よりも速く感じられ、変化球も切れ味鋭く制球も確実にストライクを先行させる安定度をみせており、5回表は上位打線を三連続三振にきってとり6回表には全て打たせて取って三者凡退。観客席で私の近くにいた國學院OBらしき方々も「いいピッチャーだね~ちょっとこれは打てないわ」と苦笑いしていました(ま、この時点で國學院が3-0でリードしていた余裕あっての発言でしたが)。在原の好投で火がついたかこれまで抑えられていた中大打線が6回裏に爆発します。この回先頭の羽山弘起(4年)がライト前ツーベースヒットで出塁すると4番ファースト小川拓真(3年)もヒットで続き5番サード小河諒(2年)が内外野の中間点にポトリと落ちるようなヒットがタイムリーになってまず1点。続いて代打佐藤匠(3年)も期待に応えるライト前タイムリーで続き2点目、そして途中出場の泉澤涼太(3年)が3連続となるタイムリーヒットで一気に中大同点に追い付きます。ところで、これまでの在原の出番って基本的に中継ぎ・リリーフなんですよね。昨年から今季にかけてみてきた島袋も含む複数人の中大投手陣の中で彼が一番安定している投手だと個人的に評価しているのですが、彼には先発や長いイニングを務めるだけの力は無いと中大首脳陣からは判断されているのでしょうか?そしてその判断を裏付けるように3イニングス目に入った7回表に在原が國學院打線の反撃を受けます。この回先頭打者で3回の時は先制点の口火を切った大前が今度はセンター前ヒットで出塁。ちなみに國學院は二大エースの他に絶対的正捕手だった石川良平(現JX-ENEOS)も卒業しておりそちらの後継者も結構問題でしたが、こちらは大前でいけそうに感じました。そして先にタイムリーの小木曽がきっちり送りバントで送ってその後も打線がつながり一死満塁と先に失点した3回や4回以上のピンチの状況で迎える打者は3番レフト久保田昌也(2年)。しかし在原はこの同学年の強打者にフルカウントまで粘られながらも低めぎりぎりに136kmの速球を投げ込むと久保田は身動き一つできず見逃し三振!続く4番水野もきっちり外野フライに打ち取りこのピンチを無失点で切り抜けます。そして試合は9回裏、同点タイムリーの泉澤がこの回の先頭打者で左中間を破るツーベースヒット。9番セカンド新城拓(2年)がフルカウントから叩きつけるようなバッティングで打球はショート横を抜けるサヨナラタイムリーヒット!とりあえず守備のポロリは試合の勝敗とは意外に関係ないという結論でいいですかね(笑)。

硬式野球部・東都大学野球春季リーグ戦対駒大1回戦

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5月12日 神宮球場駒大との乱打戦を制し、5連勝 勝ち点2を挙げ、4連勝と波に乗る中大と、昨年度秋季リーグ戦王者・駒大との一戦。初戦は両軍合わせて25安打の乱打戦を中大が9-6で制した。これでチームは5連勝となり、勝ち点3奪取に王手をかけた。 先発は2戦連続で完投勝利を収めている山手幹(商4)。好投が期待されたが、初回1死から連打を浴びる。2死まで持ち込んだものの、5番に三塁線を破る左二塁打を打たれ先制点を許してしまう。さらに4回には先頭の4番への死球をきっかけに2点を奪われ、山手は降板。4回3失点という悔しい結果となった。▲同点適時打を放つ新城拓(文3) いきなり3点リードをつけられた中大。しかし「毎試合山手さんが頑張ってくれたので、負けをつけさせたくない」(山田直・文3)と、4回裏に打線が爆発する。1死から打撃好調な松田進(法3)がチーム初長打となる左二塁打で出塁すると、山田が中前にポトリと落ちる適時打を打ち1点を返す。さらに保坂淳介(商2)の三ゴロを三塁手が一塁へ悪送球し(記録は三失)、山田が生還。さらに二塁に保坂を置き、2番の新城が右前適時打を放ち、すぐさま同点に追いつく。 2番手は花城凪都(商2)。5回は無失点に抑えるが6回、4番に二塁打を浴びると5番の打球は右翼への飛球に。しかし、中堅手の神里和毅主将(法4)、右翼手の泉澤諒太(商4)と二塁手の新城の間に落ち(記録は右前打)、無死一、三塁とピンチが広がる。ここで6番に左前適時打を打たれ勝ち越されてしまう。何とか2死を取るが、2死二、三塁から9番に中前適時打を打たれ、点差は2点になる。結局、花城はこの回で降板。試合は乱打戦の様相を呈し始める。▲走者一掃の3点適時打を放つ小川拓真(商4) しかし、すぐさま打線が援護する。その裏、1死から保坂が、国学大1回戦以来の安打となる中前安打で出塁すると、新城の安打や小河諒(法3)の敬遠気味の四球などで2死ながら満塁のチャンスを作る。ここで4番の小川。フルカウントから「緩いチェンジアップだったかも」という球を打ち、中前適時打。この安打で得点圏走者だけでなく、一斉にスタートを切っていた一塁走者の小河も生還し、6-5とすぐに逆転に成功する。そして、先発投手もマウンドから引きずり落とした。 直後の7回から3番手としてマウンドに上がったのは、ここまで2戦連続完投勝利を挙げている村川翔太(商3)。だが、いきなり先頭打者に四球を与えると、2死三塁から5番のこの日3本目の安打で同点に追いつかれ、試合は振り出しに戻ってしまう。村川も「先頭を四球で出して悔いが残る」と後悔する立ち上がりとなった。その裏、中大は先頭の山田直がこの日3本目の安打で出塁し、2死三塁のチャンスを作るが、ここで駒大が変則的なフォームの左腕を投入。勝ち越しのチャンスだったが、新城が二ゴロに倒れ無得点に終わる。▲決勝適時打を放つ松田 しかし8回、すぐにその左腕を攻略する。1死から小川が四球で出塁すると、代走に飯嶌幹太(商2)が起用される。続く泉澤の左前打で1死一、二塁のチャンスを作ると打席には松田。「真ん中の甘い球」を打つが、打球は右方向への平凡な飛球に。しかし、風が打球を押し戻し、捕球体勢に入っていた右翼手がこれを取れず(記録は右二塁打)、打球が一塁側へ転がる間に飯嶌が生還。再度勝ち越す。さらに途中出場の古藤誉人(商4)が「思いっ切り振りぬいた」打球は、前進守備の中堅手の頭を超える二塁打に。古藤のうれしい大学初安打でリードを3点に広げる。最後は村川がリードを守り切り、9-6で試合終了。両軍合計25安打の打ち合いは、相手を上回る14安打を打った中大に軍配が上がった。▲大学初安打となる、中越え二塁打を放つ古藤 これまで投手戦が多かった中、乱打戦でも勝利し5連勝とチームの状態は日に日に良くなっている。明日勝てば首位の専大に並ぶ勝ち点3を取れる。「これから4連勝しないと優勝はない」と秋田監督が言うように、専大に追いつき逆転するには勝つしかない。開幕カードの専大戦の連敗以降は、負けなしの中大。このまま勝利し、逆転優勝へ突き進む。◆試合結果駒大=100202100=6中大=00030303✕=9◆コメント秋田監督ナイスゲーム。明日も全員で勝ちにいきたい。2勝1敗ではダメ神里主将勝てて良かった。明日も勝たないと優勝はないので、みんなで勝っていきたい小川負けられない戦いが続くので、力まず、できることをしっかりやっていく古藤膝のけがで2年間野球が出来なかった。守備はできないので、バッティング一本でチームに貢献したい新城先制され苦しいゲームだったが、早めに点を取って追いつけたのが良かった。点を取られても、今日のように打線がカバーできればいい山田直逆方向を意識して打っていい結果が出たと思う。連勝が何としても重要になるので、切り替えて頑張りたい松田1試合4安打は大学初。明日は勝たないといけない村川チームに貢献出来なかった。明日勝って勝ち点取って、次週の亜大戦にいい形で臨みたい次の試合は東都大学野球春季リーグ戦対駒大2回戦(5月13日 13:00~神宮球場)です!写真・記事:「中大スポーツ」新聞部

2015年東都大学野球1部秋季第5週(駒澤大×亜細亜大 日本大×中央大)

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ヤクルト優勝ならずで静かな神宮球場に行って参りました。一般の人から見ると凡戦に見えても、個人的には思い出深い選手が結構いて面白い試合でしたし、2試合目の終盤にちょっとしたサプライズが待っていました。というわけで結果です。■神宮球場亜細亜大000 000 000 =0 H7 E0200 000 20x =4 H4 E1駒澤大亜:嘉陽、中村(稔)-頓宮駒:東野-高橋(亮)本塁打 恒川(駒)二塁打 米満、前田(以上駒)●詳細1試合目スコア■スタメン■スコア2週目以降に今永昇太(4年・北筑)が1戦目に移動した事で、まず今日の試合は投げないだろうなぁとは思っていました、はい。でも、今永見たかったなぁ・・・(しつこい)。というわけで先発はこの秋少し苦しんでた所もあった駒澤の2番手・東野龍二(2年・履正社)。130~139㌔のストレートを軸にカーブ・スライダーをコーナーに投げ分ける、実に東野らしいのらりくらりな投球でした。5回まで毎回の6安打に3回には満塁のピンチを作るも後続をしっかり抑え、6回以降は技巧派の面目躍如。7回にはドラフト候補で亜細亜の1番・藤岡裕大(4年・岡山理大附)に対し、神宮大会でも披露した1試合に何回か投げる超スローカーブを投げ込むなど余裕綽々で投げ込み、気づけば7安打完封。四死球も1と非常に安定した内容で完封勝利しました。ひょっとしたら東野は大学初完封かな?■亜細亜大・藤岡裕大ただ、駒澤の打線はねぇ・・・。勝ったものの結構打線の状態が深刻なんだなと思いました。先日見た東洋とそん色ないほど打てないですね、はい(苦笑)。初回に1番・米満一聖(2年・敦賀気比)のセンターオーバーの長打と2番・小川弘輝(4年・北本)の犠打が捕手のフィルダースチョイスを誘うなど、いきなりノーアウト1,3塁のチャンス。ここで3番・前田滉平(4年・京都外大西)が、この画像通りに左中間への2点タイムリー2塁打を放ち、是が非でもほしかった1点をもぎ取りました。ただ、それ以降がひどくて亜細亜大の先発・嘉陽宗一郎(2年・松山聖陵)に、2~6回をパーフェクトに抑えられ、亜細亜大ペースに。それでも7回、あっさり2アウトを取られるも、5番・岡田耕太(1年・敦賀気比)が四球を選び、対するは6番途中出場の恒川大輝(2年・亨栄)。甘めの速球をライトポール際にライナーで入るツーランを放ち勝負あり。実質、初回と7回以外はランナーすら出せなかった駒澤大ですが、どうにか2回戦は勝ち、タイに持ち込みました。他では高校時代からサードの守備しか見た事がない米満のセカンドの守備は結構上手かった事が判明した事ですかね。東都のセカンドは今は山崎剛(國學院大2年・日章学園)が1番手だと思いますが、それに並べるか米満の進化に期待ですね。負けた亜細亜大ですが、春に続いて観戦が叶った嘉陽ですけども、多分ですが大学に来てから1番の投球だったのかなと。結果7回4失点で負け投手ですから褒められないのは確かですが、駒澤の打線が低調だったとはいえ(おい!)、春と比べても非常に制球が良くて(今日は四死球1)カウントを悪くしても、緩い球でストライクが取れるようになりました。球速的には春より若干遅めの140~144㌔くらいでしたが、伸びもありましたし、ここぞで140㌔中盤を投げこんでくる投球で、4者連続三振も奪いました。130㌔台のボールは多分ツーシームかなと。これくらいの内容を今後ずっと示し続ければ、来春以降はエースとして君臨出来るんじゃないかなと。そして大学日本代表もという所ですが、そこはまだ物足りないかな。でも、成長はしてるなー、という気はしました。亜細亜の打線は単発、単発でねぇ・・・。4番の桝澤怜(4年・八王子)が見逃し2つを含む3三振と大ブレーキで彼で流れが止まっちゃいましたね。今永を打ったなら東野打てよという感じもしますが、制球の良い投手相手はなかなか厳しいんだなと。特に真新しいものはなかったのですが、3番の遠藤雅洋(4年・聖光学院)が好調で、今後のキーマンになるんだろうなぁと↓。いつもながらネタになりそうですが北村祥治(4年・星稜)に関しては、指示をあおいで、バント失敗で・・・、強行もレフトフライと。3番打ったと思ったら、8番だったりとか意図が全然わからないですが、彼ならこなしてくれるだろうという生田監督の信頼は伺えるかなと。でも、プロとなるといまいちパンチが弱いなぁといつも思います。今日感じたのはショートの守備結構上手いんだなと感じた所ですかね。どこでも守れるんだなと感心します。そして、1年生で正捕手の座をついに奪った頓宮裕真(1年・岡山理大附)の肩は春も生で見ていましたが、改めて思いますけど、刺せる肩ってこういう事を言うんだろうなというようなロケット砲を投げ込んできます。10年前から生観戦を始めたたちですが、その中でも1,2を争う強肩の持ち主です。彼以上に強い肩を持ってる選手はあんまり記憶がないですね。ちなみに私が肩強いなと思った選手は北照高時代の西森将司(DeNA)と谷内田敦士(元・巨人)なのですが、頓宮はインパクトの面でこの二人を越えているという印象です。今年の冬あたりには大学全日本の合宿とかにも選ばれそうな気もするので、今後注目したいですね。■頓宮裕真日本大000 300 010 =4 H7 E1000 100 000 =1 H4 E1中央大日:東(範)-東海林中:花城、山手、畦地、鍬原-保坂二塁打 松田(中)●詳細2試合目スコア■スタメン■スコア結果としては1試合目で勝った高校同期の東野に刺激を受けたのか、左腕の東範幸(2年・履正社)が4安打1失点完投でチームを勝利に導き、タイに持ち込みました。この東は履正社2年春の時は1番をつけていましたが、その時のセンバツ初戦の先発が東野だったんですよね・・・。それ以降、東野がエース、東は3番をつけてファーストが多くなりましたが、大学に入ってからは投手として舞い戻ってきました。東野同様に投球スタイルが激似で130~139㌔のストレートが軸で、スライダー、カーブ、ツーシームなどコーナーに投げ分け打ち取るスタイルでした。初回は相当粘られ30球近く投げさせられましたが、我慢に我慢を重ねての完投勝利でした。東野と比べると多少ストレートを多めに使うタイプではありますね。日大で気になった選手で言うと、今日の目的の一人だった来年のドラフト候補にも挙がる4番・京田陽太(3年・青森山田)。まず足が速いですね。ショートの守備は若干スタート遅いのは気になりましたが、その後は軽快でリズム感もあります。送球エラーはあったけども(苦笑)。打撃はまず4番タイプではなく1番タイプだという事。チーム事情で置いてるんだろうなというのがよくわかりますけど、彼がバッターボックスに入ると期待感が沸きますね。選球眼もありますし、盗塁センスもかなり高いものを感じました。さすがに青森山田時代は北條史也(阪神)と対を張るだけの選手だよねとも。ただ、まだパワー不足感はありげなので、そこが改善できると来年は上位指名もあるかもしれません。来年また追ってみたい選手です。他ではプロ志望届を出した3番・山崎晃大朗(4年・青森山田)。当日のドラフト会議では育成枠指名があるのでは?と言われている選手ですが、確かにパワーはあまり感じないかな(笑)。それでも2部でも高い打率を残したミートセンスとあの足は結構買いかなと思いましたし、何より守備範囲が凄い広いんですよね。なんとなく松本哲也(巨人)を彷彿とさせますが、センスの高さというのは確かに感じました。彼が何位くらいで指名を受けるのか、はたまた社会人へ行くのか注目したいと思います。他に書くと自分のちょっと昔の観戦を思い出した、2011年秋の札幌日大時代以来に見た山田健斗(3年・札幌日大)と小笠原大晃(3年・札幌日大)。■山田■小笠原高校時代は山田が捕手、小笠原がショートでしたが、まさか大学でファーストのポジションを争うとは思わなんだ・・・。2011年秋の北海戦で山田が玉熊将一(法政大3年・北海)から麻布球場のセンターフェンス直撃の長打を打った事を今でも覚えています。あのチームはホントに甲子園出てれば良いゲームしたんだろうなと思ったのでね。大学では1個下の後輩・東海林寛大(2年・札幌日大)に捕手を取られてるのは何ともですけども・・・。そんで、太田賢吾(日本ハム)の兄貴で日大三でも144㌔を投げ込むなど投打で片鱗を見せていた8番・太田和輝(2年・日大三)も、3点目のタイムリーを打つなど存在感を発揮。川越では太田兄弟を知らないものはいないとも言われていたくらいでしたので、確かに豪快そのもの。西東京大会や甲子園でもTVで見てはいましたが、粗さが多少改善されてきた感じでしょうか。でも、体格的には中軸打ちたいよねとも。1番・長沢吉貴(1年・佐野日大)も相変わらずのセンスを感じますし、1年生にしてもう木製バットがなじんでる感がセンスありありだなと。それもそのはずで、この長沢も中学時代は淺間大基、立田将太(以上日本ハム)などと中学日本代表だったわけですが、高校時代もエース田嶋大樹(JR東日本)を擁して2番打者でセンバツ4強に貢献といわばエリートですよね。今後どういう成長を見せていくのか楽しみです。さて敗れた中央ですが、散発の4安打。先発の花城凪都(2年・興南)も立ち上がりは素晴らしかったのですが、初ヒットを許した4回に一気に崩れました。それまでは135~140㌔のストレートと変化球で制球も冴えわたってましたが・・・。打ったのも3番・松田進(3年・国学院久我山)と4番・小川拓真(4年・静岡)の2本ずつという結果でした。■松田■小川京田と共に今日の観戦目的の一人だったこちらも来年のドラフト候補・松田なのですが、こちらも2年春のセンバツでTVで見た事があるのですが、事打撃に関しては今の東都の中でもトップ5に入る打撃の持ち主なのかなと感じました。長打力もあるし、対応力も高いので結構怖さもありますね。ここは京田よりも勝っている部分かと。ただ、守備関しては身体能力は確かに高いのですが、先制点許した場面で捕手が2塁へ送球エラーをするわけですが、2塁への盗塁を仕掛けたのが京田でした。で、送球がそれて京田は3塁に向かい外野の返球が松田に渡るわけですが、なぜか松田はそこでプレーを止めてしまい、ボーっとしてる間に3塁に到達していた京田がその瞬間を見逃さず、すかさずホームインしたシーンがありました。■これは3点目のシーンですが・・・、なんというか松田と京田の集中力の差がそこでよく出たシーンでした。ただ、松田も187cmある割にランニングスローも軽快にやってくるし、強肩で一塁アウトにしたりと凄い能力も高いですし、足も早いんですよね。ポテンシャルの高い松田と攻守にそつのない京田。この二人は来年どう評価されるのか個人的には興味深い二人ではあります。日大の山崎と共にプロ志望届を出した神里和毅(4年・糸満)ですが・・・、面白いものは持っているけれど、現状指名漏れかなという印象しかなかったですね。足は確かに高校時代から言われてるように速いです。ただ、それを生かす打撃をしていないなという内容だったのでちょっと残念だったんですよね。一ゴロ、左飛、二ゴロ、一ゴロだったので。しっかり社会人で力をつけてからの方が良いのかなと思いました。で、冒頭の「2試合目の終盤にちょっとしたサプライズが待っていました」なのですが、その人物が中央の4番手で投げた鍬原拓也(2年・北陸)。春のリーグ戦で149㌔出していたのは情報として知っていましたけど、想像以上にボールが速かった。それも、あわてて画像を撮ったのでアレなんですが(苦笑)、151㌔を出しました。中央を毎回見てる人にとってはふ~んくらいな反応でしたが、若干ざわつきましたね(笑)。大学の試合を観戦すると高校と違って球速で騒ぐ人が少ない大人の人が多いなと感じます、はい。私の今シーズンの生観戦での150㌔越えは生田目翼(流通経済大3年・水戸工)以来で、昨秋の多和田真三郎(富士大4年・中部商)の151㌔と生田目に続いて3回目の150㌔との遭遇でした。肝心の鍬原は1球スライダーっぽいの投げた以外はオール直球で、常時145~150㌔とスピード能力十分に堪能しました。対峙した太田、東海林もストレートだけなのでついてくことは出来るのですが、はじき返せず結局二人とも三振に取られるなど鍬原の能力の高さを証明した形に。ただ、勝負の付いた9回に投げたという事は、これが現状という事でしょうね。こういうタイプに投球術を教えるのはかなり難しいですが、150㌔は才能の世界ですから、この鍬原の才能を大事にしてほしいものです。起用法から見ても鍬原は幻の投手っぽい雰囲気があるので、今回の遭遇は貴重な体験となりました。次に投げる時は先発で投げれるように頑張ってほしいですが果たして・・・。というわけで、怒涛の9月観戦シリーズが終了ですが、10月も引き続き高校・大学を観戦します。特にアマチュア的に注目は10月17日。この日はあの試合を見に行くと心に誓っています。にほんブログ村にほんブログ村

第87回都市対抗野球東京都2次予選敗者復活戦(東京ガス×セガサミー NTT東日本×明治安田生命)

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■大田スタジアム 16/5/28 ●第一試合東京ガス010 010 000=2 H7 E0000 100 000=1 H6 E1セガサミー東:宮谷、石田、山岡-山内セ:横田、森脇-喜多本塁打 中山(東)本間(セ)二塁打 坂井、山内(東)砂川(セ) 2回表 ノーアウト 6番中山のライトへのソロ。 4回裏 1アウト 4番本間のライトへのソロ。 5回表 1アウト3塁 1番濱田政のライトへの犠飛。■スタメン■結果手に汗握る熱戦でした。これが都市対抗予選独特の緊張感なのか、見てる側からもじりじりしたものを感じました。東京ガスの先発は宮谷陽介(筑波大)、セガサミーの先発は横田哲(上武大)と3年目左腕の投げ合いに。東京ガス・中山悠輝(PL学園)、セガサミー・本間諒(立正大)の強打者に両投手はホームランを打たれランナーは出すものの粘り強く投げぬきます。5回表に8番坂井貴文(東洋大)が右中間へ2塁打を放つなど1アウト3塁から1番濱田政宣(東洋大)がライトへ犠飛を放ちこれが決勝点。東京ガスは7回から新人の石田光宏(関西大)、 9回には昨日先発でも投げたエース山岡泰輔(瀬戸内)がヒット打たれるも後続を抑えゲームセット。打者では前出の中山と本間、若い強打者が長打力の片鱗を見せましたし、特に中山は普通のフライかと思いきやぐんぐん伸びて逆方向へのホームランと噂通りパワーは凄いですね。ショートの守備がやや腰高なのは気になりますが、ポテンシャルは十分でドラフト候補と言われるだけのものはあります。6番なのは確実性の問題かなと思いますが、ポイントゲッターも兼ねているのかもですね。本間は相変わらずスイングの迫力は凄くライト上段に消える凄い打球でした。その後のチャンスで見逃し三振とサードファウルフライと打ち切れなかったのは残念ですが、おそらく補強選手には選ばれるでしょう。小野田俊介(早稲田大)や喜多亮太(敦賀気比)も少し注目していましたが、あまりピリッとしない内容かなと。1試合では判断できないですが、小野田は多分波が激しいんだろうなと。投手では宮谷、横田はいつも通りの投球というか球速的にも投球的にもこんな感じだよなという所でした。7回から投げた東京ガス2番手に石田はMAX146㌔を記録。ストレートは大学時よりも強くなった感じですが、決め球がこのレベルになるとまだこれからかなと。順調に行けば来年のドラフト候補には入ってくるのではないかと。山岡に関しては昨日100球近く投げての今日でしたので、球速はあまり出ていなかったですが(昨日は148㌔出ていたようですが、今日はMAX144㌔でした)、伝家の宝刀スライダーは健在でした。スポニチ大会から中盤から終盤に打ち込まれる傾向が治っておらず、やはりショートリリーフ向きな印象ですね。ストレートも速いですがやはり軽さを感じる所もあり・・・。その石田・山岡以上にインパクトを残したのがセガサミーの森脇亮介(日大)でMAX149㌔を2度記録、常時でも145~8㌔を連発と3イニングで力を発揮しました。が、こちらも山岡同様に球の軽さは六大学対抗戦に見た時と変わっておらず、早いけど当たると飛ばされるのは変わってなかったかなと。変化球の精度がもう少し上がってくるとという所ですね。おそらく森脇も補強選手には入ってくると思いますので、本番では150㌔も期待できるかもしれません。こっちも山岡同様体格が小さいのでショートリリーフ向きですが・・・、本人はどう思ってるかな。生山岡は初めてでしたが、なんか写真だけ見ると優男っぽい印象でしたが、マウンド上がると人が変わったように殺気立ってるのかなんというか・・・。これが投手という人種なのかなと。今永昇太(DeNA)もこんな感じだったなと思い出しましたが、目の系統が似てるからか優しさの中に気の強さが混じってるそんな投手に感じました。ストレートの強さ・スタミナを磨く事が前提だと思いますが、今年は間違いなく指名されるでしょう。●第二試合明治安田生命100 011 010 000 =4 H10 E1020 000 200 001x=5 H 7 E0 NTT東日本(延長12回)明:大久保、重信-野地東:渡邉、沼田、大竹-上田本塁打 上田(東)大野(明)三塁打 矢島(東)二塁打 高野(東)竹内(明) 1回表 1アウト1,3塁 4番加藤のレフト前タイムリー。 2回裏 2アウト3塁 7番喜納のライト前タイムリー、9番目黒のセンター前タイムリーで逆転。 5回表 2アウト1,2塁 4番加藤のレフト前タイムリー。  6回表 2アウト 8番大野のレフトへのソロ。 7回裏 2アウト3塁 8番上田のレフトへの2ラン。 8回表 1アウト2,3塁 1番手銭のスクイズで同点。 12回裏 2アウト1塁 2番高野のライトオーバーの2塁打で一塁ランナー福田が生還しサヨナラ。■スタメン■結果こちらも長い試合になりましたが、NTT東日本が制し、明日東京ガスとの1戦に臨みます。明治安田は4番加藤孝紀(左・東海大)の2本のタイムリー、8番大野大樹(三・早稲田大)のソロで有利に進めますが、NTTも7回に8番上田祐介(捕・日大)の2ランで逆転。明治安田も1番手銭大(中・慶応大)のスクイズで同点とし、その後は明治安田・重信拓哉(投・東京大)、NTT・大竹飛鳥(投・関東学院大)の投手戦となり互いにヒットをほぼ許さず。重信はMAX138㌔の速球とスライダーをコーナーに投げ分け7回途中から登板してヒットを打たれたのは延長12回の2本のみ。惜しい投球だったなぁと。対する7回から登板の大竹はMAX143㌔の速球と130㌔の台のカットボールを軸に8回に失点しますが、9回以降1安打のみのピッチングでゴロを量産しました。特にあのカットボールは厄介でいろんな曲がり方していい意味でめんどくさいボールでしたね。延長12回裏にNTTは2アウトから1番福田周平(遊・明治大)のレフト前で出塁し、この日5打席ノーヒットの2番高野翔(中・流通経済大)がライトオーバーのサヨナラ打を放ちゲームセット。シーソーゲームを制しました。ドラフト候補となると福田周平になりますが、守備の動きはさすがだなと。打撃は難しいボールもついていき過ぎる所あるかなと感じますが、振りも動きも鋭いですし、このチームの中心だなと。ただ、指名となると何か物足りないそんな印象を受けます。 NTTでは昨年少し話題にもなったNTTの先発渡邉啓太(神奈川工科大)ですが、大体135~後半くらいのストレート(MAX142㌔)と縦横のスライダーが中心ですが、球速以上にストレートには伸びもあり、制球も良いので相手も差し込まれる場面も多かったです。球速的には物足りない所もありますが、フォームに全く癖がないですし、腕の振りがシャープでボールの回転も良くかかっている印象でした。大一番で先発を任されるのも納得だなと来年少し気にしたい選手です。明治安田の方は特にないかなという感じですが、エースの大久保匠(投・明治大)はずっとフル回転。 MAXは140㌔でほぼ130㌔台半ばのムービングの使い手。打てそうで打てないタイプで実は3回~7回途中まで13人連続アウトとかしているノラリクラリ系なんですよね。ただ、こういう相手打つなら一発が効果的。それを実証したのが上田でしたとさ、はい。3番のルーキー小川拓真(DH・中央大)が大学時代と変わらず好打者ぶりを発揮しており、OP戦から中軸任されるだけの打棒を見せていました。同じく小川と同大のルーキー・5番の泉澤涼太(右・中央大)は3三振と振るわずでしたが、二人が流れを変えていければ秋楽しみかなと思います。サヨナラのシーンでは帰ってきた福田を伊藤亮太が力士さながらの浴びせ倒しをするなどやりたい放題でしたが(笑)、それだけ両チームにとってこの1戦が重い1戦だったことは間違いありませんね。(去年も延長18回戦ってたとか・・)    ↓    ↓    ↓    ↓ねっ、浴びせ倒してるでしょ?(笑)しかし、明治安田生命の応援団のチアずっと踊りっぱなしで大変だっただろうなぁ。ジョックロックとか寿司食いねぇが流れてきた時はどこの高校だ?と思いましたけどね(ブラバン甲子園をそのままスピーカーで大音量で流していただけなんですが・・・(苦笑))。しかし、都市対抗予選は実は初観戦でしたけど、2試合とも熱いゲームでこういうゲーム見せられたら社会人ファンになるしかないよなと。でも、本番はお金かかるので多分予選しか見に行かないと思います(笑)。このレベルのゲームを無料で見られるっていうのもおかしい話ではありますけどね。というわけで来週は都市対抗の南関東予選。家から近い県営大宮なので少しはゆっくり出られるかなと思いますが、果たして・・・。にほんブログ村にほんブログ村

2016年東京都企業秋季大会準決勝(明治安田生命×JR東日本 東京ガス×セガサミー)

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■大田スタジアム 16/8/28 ■東京都企業秋季大会準決勝 JR東日本000 000 0=0 H3 E1312 001 x=7 H9 E0明治安田生命東:田嶋、進藤、大澤-石川明:上田-道端本塁打 泉澤(明)二塁打 大野(明) 1回裏 0アウト1,3塁 3番小川のセンターへの犠飛、5番竹内のセンター前タイムリー、6番大野の左中間へのタイムリー2塁打。 2回裏 2アウト1,2塁 3番小川のセンター前へのタイムリーヒット。 3回裏 2アウト1塁 7番泉澤のレフトへの2ラン。 6回裏 1アウト満塁 4番加藤のセンター前タイムリー。■スタメン新人戦以来、観戦は行かずというか行けずというか・・・。どっかのOP戦もいいなと思いましたが、距離的にも移動した事ない所ばかりだしどうしようかなと思ったら、東京都企業秋季大会というものがあり(8月なのに・・)行ってきました。天気は曇りでこの時期としては涼しい27℃。個人的には北国育ちなので最高のコンディションなのですが、寒いという人もいたそうで・・・。試合ですが、最初はまさかとも思いましたけど、カナダ帰りの田嶋大樹(投/佐野日大)を3回まで引っ張るべきだったのかという疑問は多少なりありましたね。スピードもMAX144㌔(今日の大田のガンは2,3㌔辛めかなとも思いましたが・・)と走らず、変化球も決まらずで甘くなったら強く振りぬかれると・・。3回には堀井監督が激を飛ばし、さあいこうと投げた最初の速球を泉澤涼太にレフトへ運ばれこの時点で勝負あり。先発の時点で他の投手ではなく田嶋を出さないといけないが今のJR東の現状なのかなと。きっと勝てば板東湧梧(投/鳴門)あたりを先発にしていたのでしょうが・・。ただ、それ以上に噂は聞いていたものの進藤拓也(投/横浜商大)が、見ての通り、サイドハンドに転向しておりました。「おいおい、それ大丈夫なの?」と言った矢先に9番道端俊輔(捕/早稲田大)にストレートの四球・・・。その後、7回に明治安田の4番加藤孝紀(中/東海大)のセンター前タイムリーのヒット1本のみで失点も1に防いだものの、四死球が5。サイドなので球速が落ちるのは当然ですが、MAXでも139㌔とちょっと残念だなぁと思いましたね。厳しい言い方ですが、今年の指名はほぼなくなったと言ってもいい内容だったのかも・・・。もちろん来月の選手権予選で見違える可能性はなきにしもあらずですが・・・、それ以上に打線が全くと言っていいほど打てないのでこっちの方がもっと心配なのかも・・。明治安田の方は先発の2年目・上田晃平(投/中央大)が7回3安打無失点と快投。MAX141㌔ですが、多彩な変化球をベースにコーナーに巧みに投げ分け単打3本に抑えました。ようやくというか大久保匠(投/明治大)の後に続きそうな投手が出てきたかなと。しかも、タイプがまるっきり大久保とダブっているし(爆)。丁寧に投げるタイプは好きですけどねー。道端のリードも良かったです。打線は一通りみな振れている印象でしたが、やはり挙げるならルーキーの3番小川拓真(一/中央大)。犠飛、センター前タイムリー、死球、死球と最後は痛かったですが(汗)、やはり中央の4番。勝負強いの一言ですし、スイングのもう一押しが強いですね。これは4番の加藤にも言えますが、ここ一番の集中力というのがこの二人抜けている感じがあります。小川は去年から見ていても、一振りで流れを変えられるプレーヤーだと思いますし、プロ云々はなくても今後明安を再び全国に導くためのキープレイヤーになるに違いないでしょう。セガサミー003200000=5 H10 E222120000x=7 H 9 E0東京ガスセ:井上、陶久、河原、島津-喜多東:宮谷、石田-山内本塁打 地引(東)三塁打 臼田(東)二塁打 山内(東)神野、澤良木、富田、砂川(セ) 1回裏 1アウト1塁 3番地引の右中間への2ラン。 2回裏 2アウト1塁 1番臼田のライトオーバーのタイムリー3塁打、2番小林のセンター前タイムリー。 3回表 2アウト満塁 4番澤良木のライト線を破る走者一掃のタイムリー2塁打。 3回裏 2アウト1塁 7番山内のライトオーバーのタイムリー2塁打。 4回表 2アウト1塁 9番富田のライトオーバーのタイムリー2塁打、1番砂川のライト線を破るタイムリー2塁打。 4回裏 1アウト満塁 ワイルドピッチと4番黒田のセンターへの犠飛。■スタメン 2試合目は前半何時間続くのかと思わせるような打撃戦、5回以降は石田光宏(投/関西大)、4回途中から登板の島津瑛向(投/上武大)のルーキー同士の投手戦とよくあるパターンに。前日延長16回を戦ったセガサミーもよく粘りましたが、東京ガスが辛くも逃げ切りました。まずは前出の石田ですが、今日はMAX144㌔と大学時代くらいに大人しめでしたけども、この地区だと1ランク上の投手に成長した印象で、ヒットを打たれても制球が安定しているので見ていて安心しますね。ルーキーながら大きい役割を果たせるくらいにはなりつつありますし、来年のドラフト候補にやはり挙がってくるのかなと。今日は投げなかったカナダ帰りの山岡泰輔(投/瀬戸内)の後を受け継ぐのはこの男なのでしょう。打線はこちらもそつなく打っていた印象ですが、ルーキーの1番臼田哲也(投/東海大)が2安打1打点と東海大相模時代を彷彿とさせる打棒が復活気味かと。足・肩は元々良いですし、どんどんアピールしたい所です。 3番の地引雄貴(一/早稲田大)の右中間へのホームランもお見事でこれも彼らしい長打でした。今日は村田穏行(遊/日本大)がショートを守り、逆にサードを守っていた後輩の5番中山悠輝(三/PL学園)は3安打。中山を生かすために色々と試しているのかなと思いますが、やはりあの打棒を見たら使いたくなりますねぇ。でも、今年のドラフトはどうか・・・。もう1年残っても良いのかなと思いますが、守備に目をつぶってもポテンシャルを買って指名する球団はあってもおかしくないでしょう。昨秋段階で24人の中に入るかもなんて思っていましたが、現状はそこには入らないでしょうし、都市対抗予選同様の印象と変わらずでした。セガサミーは都市対抗予選と比べ打順もポジションもかなり変わっていましたが、本間諒(外/立正大)どこ行ったんや?という感じですけど、多分怪我なのかな・・・。打者では4番澤良木喬之(一/日本文理大)の存在感が際立っており、長打力でやはり流れ変えるなぁと。(肩手一本でライト線ですからねぇ)セカンドにポジションが変わっていた1番砂川哲平(二/駒澤大)も守備をそつなくこなし、打者としても2四球にタイムリー1本と徐々に存在感を発揮し始めていると思いますし、サードを守っていた江藤圭樹(三/日本文理大)と世代交代か、なんてね。投手では大学選手権の映像を見た事があるルーキーの井上和紀(投/福井工大)が投げるも2回途中KO。まだまだこれからという感じですね。北海道にいた頃から知っていた2番手の陶久亮太(投/東京農業大学北海道オホーツク)も久々に見ましたが、あまりインパクトは残せず・・。 3番手の河原龍平(投/日本文理大)なんかは左のサイドスローから134㌔と「おっ、ロマンを感じるな」と思いつつも2四球を出し早々と降板・・・。3月のOP戦もそういえばワンポイントだったような。(三塁側を見てるのにボールはちゃんとキャッチャー方面へ・・)上記の3人は4回途中まで持たず、昨日延長16回で投手も使い果たしているしどうするんだろうなぁと思いきや、現れたのが上記に書いた4回途中から登板の島津でした。 186cmと恵まれた長身からMAX141㌔ながらも球速以上に伸びを感じるストレートと変化球を軸に5回以降無失点。負けはしたもののチームを少し救ったかなと。この投球を機にチャンスを徐々にもらっていけばひょっとすると化けるかも?なんて。なかなか面白い投手でした。本音は怪我からの復帰戦でいきなり152㌔を出し昨日も151㌔を出してピンチを脱したというNTT東日本・西村天裕(投/帝京大)が見たかったんですけどねぇ・・。鷺宮も結局今年一度も見れていない現状なので。次回は新大学1週目が見れなくなってしまったので、9月のどのあたりになるかなぁ。そろそろドラフト関連もボチボチ書いていこうと思っていますが。ちなみに昨日は高校-大学戦もPCで見ていたのですが、ドラ1に関しては田中・佐々木・今井で10球団くらい競合するのではと思っていますけども果たして・・・。外れ1位の仁義なき戦いが今年は目まぐるしくなっていきそうかなと。これはまたのお楽しみに・・・。にほんブログ村にほんブログ村

延長18回の攻防(第88回都市対抗野球東京都2次予選第2代表敗者復活2回戦 東京ガス×明治安田生命 セガサミー×鷺宮製作所)

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■大田スタジアム 17/5/27 ●第二試合明治安田生命010 000 001 000 000 001 =3 H 9 E1000 200 000 000 000 002x=4 H13 E1東京ガス(延長18回)明:古田、三宮-道端東:宮谷、臼井-山内本塁打 小川(明)二塁打 地引、村田、小野田(東)泉澤(明) 2回表 1アウト2,3塁 7番道端のライト前タイムリー。 4回裏 1アウト1,3塁 7番石川のセンター前タイムリー、8番山内のセーフティースクイズで2点。 9回表 1アウト 3番竹内の代打小川のライトへのソロで同点。 13回表 2アウト2塁 2番宮川のレフト前ヒットで2塁ランナーがホーム突入もレフト好返球でホームタッチアウト。 18回表 1アウト1塁 2番宮川のライト前ヒット、ライトが3塁送球も逸れ、その間にランナー井村がホームインし勝ち越し。 18回裏 2アウト2塁 5番小野田のライトへの飛球がライト・セカンドの間に落ちポテンヒットとなり、タイムリー二塁打に。さらに6番坂井の打球はぼてぼてのサードゴロもファーストへの悪送球となり、二塁ランナー小野田が還りサヨナラ。■スタメン■結果(8回終了ではなく、延長18回です(ここ重要!))本来なら1試合目を書くのですが、さすがになかなか見る事のない18回の試合を先に・・。私も色々観戦してきましたが、自分の観戦歴の中でも昨日の試合は1,2を争うベストゲームでしたね。そりゃ延長18回を見た事がないのもあるのですが、そんなのすら吹き飛ぶほど他の観客も試合に見入ってましたし、ホントに凄いゲームでした。なんと形容したら良いのかわかりませんが、これが都市対抗予選の怖さでもあり醍醐味なのでしょう。今は高校野球も15回まで、大学も延長に入るとタイブレークまたは延長12・15回まで。社会人も主要大会は延長からタイブレーク導入とこういう試合を見る事はほぼないのですが、都市対抗の予選は勝敗が決まるまで試合が続くという大リーグ的なもの。ゆえにこういう貴重な体験をする事ができました。私の予定では15時半くらいに球場を出て17時前には家に着いてるはずでしたが(苦笑)。やはり都市対抗予選は怖いですねぇ・・。因みに去年も明安は延長12回サヨナラ負けを経験しており、2年前もNTT東日本と延長18回を戦いその時は明安が勝ちました。明安は激闘製造機ですが、今回は微妙な判定に泣かされての敗戦となりましたね・・。因みに両チームのエラーは17回まで無失策だったのを考えても、素晴らしい引き締まった好ゲームだったと思いますし、18回で両チームエラーが出ても仕方ない、いつ集中力途切れてもおかしくないそんなゲーム展開の中で両チームの選手たちはホントに、ホントによく頑張ったと思います。東京ガス・宮谷陽介(投・筑波大)、明安・古田康浩(投・佛教大)の先発で始まった試合ですが、先制は明安。7番道端俊輔(捕・早稲田大)のライト前タイムリーで先制します。■宮谷■古田■道端東京ガスも4回に石川裕也(遊・日大国際関係学部)のタイムリー、山内佑規(捕・明治大)のスクイズで逆転し、そのままの点差で9回へ。■4回の場面宮谷はいつもの出来ながらMAX140㌔と彼にしては出ていた方でキレも良かったと思います。7回の臼井浩(投・中央学院大)との交代も予定通りだと思いますが、その臼井のボールの内容が凄かった。常時145㌔前後(MAX147㌔)の直球と130~135㌔台のフォークの2球種で明安打線を翻弄。昨春の大学選手権や昨秋の横浜市長杯の記事でも書いていたのですが、あの時のMAXは141㌔で変化球主体の投球。佐々木千隼(桜美林大)と比べてもこじんまりとしており社会人で地味な役割を担うのかなと思っていたのですが、昨日の投球は正直衝撃でしたし、こんなパワーピッチができるのだなと。JABA静岡大会でもMVPを取っていたという話でしたけども、それも納得の内容でしたねぇ。彼が入社から重宝されまくってるのがよくわかる内容でしたし、山岡泰輔(オリックス)の後釜がすぐ見つけるのはさすがに東京ガス。彼は中央学院大時代からスタミナお化けなので10イニング越えても146㌔投げていた姿にどこにそんなエンジンが・・と思う程凄みもありつつさすがでした。7回から代わっての投球を見てこれは東京ガス逃げ切りだなぁと思っていたのですが、これは延長18回への序章にすぎませんでした・・。■臼井 9回表1アウトとなって3番竹内一真(左・慶應大)の代打に入ったのが小川拓真(代・中央大)。■小川 DHでスタメンが大野大樹(DH・早稲田大)だったのを見るにおそらくは宮谷を先発予想に立ててたのか、小川はこの日スタメンではなかったんですよねぇ。その小川が臼井の唯一の失投と言っていいストレートを一閃し、ライトへのホームランとなり明安同点。小川は中央時代から速球には強いんですよね・・。しかし、小川は代打のみですぐに手銭大(左・慶應大)と交代。これが最終的に仇となるとは・・。そして、ここから臼井と10回からマウンドに上がった三宮舜(投・慶應大)の投げ合いとなりました。最終的な投手の成績はこちら。■東京ガス宮谷 6回 被安打3 奪三振4 四死球2 失点1 臼井 12回 被安打6 奪三振17 四死球7 失点2 ■明治安田生命古田 9回 被安打9 奪三振3 四死球2 失点2 三宮 9回 被安打4 奪三振9 四死球2 失点2 臼井の17奪三振はホントに凄かったのですが、三宮の方が臼井よりもむしろ内容が良く、入社以来ベストの投球だったのではと思う程。140㌔前後(MAX142㌔)の速球とスライダーがコースにバシバシと決まり、東京ガスの打線もタジタジでした。三宮は完全にゾーンに入っていたのではという程こちらも臼井に負けない凄みのある投球で好ゲームを演出しました。■三宮延長13回表に試合が動きかけ、2番宮川翔太(中・国士舘大)のレフト前ヒットで二塁ランナー吉田大成(遊・明治大)がホーム突入も途中出場の東京ガスのレフト・建部賢登(左・法政大)が好返球でタッチアウト。まだまだ試合は続きます。■13回表の場面。宮川の気持ちは凄くわかる・・。そして延長18回、ついに試合が動きます。1アウトから1番途中出場の井村滋(三・國學院大)が四球を選び1アウト1塁。ここで再び宮川がライトへヒットし、ライト坂井貴文(右・東洋大)が懸命の送球も悪送球。後逸してる感にランナー井村がホームインし、明安逆転。その後臼井が三振とセカンドゴロに抑えたものの、この時点で明安勝つのかと思いましたが・・、ドラマはここからでした。■18回表の場面■さすがに終わりかと思いましたが・・、 18回裏先頭の建部のサードへの当たりはライナーでキャッチと思いきや三塁塁審と球審はフェアでボールはバウンドしてるとジャッジ。これには林監督や選手達も抗議しますが、結局実らず・・。3番中山悠輝(三/遊・PL学園)の犠打と4番笹川晃平(中・東洋大)の三振で2アウトとなり、対するは5番途中出場の小野田俊介(DH・早稲田大)。■小野田空振りを見ていてもタイミングがあっておらず、私は三宮の方にレンズ向けていたのですけどもこれがまさかの展開に・・。三宮の指さす方向はライトへ。小野田の打球はライトへの平凡なフライ・・、に見えたのですがこの日の第一試合でもありましたが、風が強く吹いていて目測を誤る機会があり、しかも18時半を過ぎて空は真っ暗。大田の照明も弱くセカンドとライトの間に打球がポトリ。セカンドランナー建部がホームインし同点。■建部ホームインなおも二塁で18回表に悪送球をした6番坂井。当たりは平凡なボテボテのサードゴロも、サード井村の送球がファーストの頭を越え悪送球。二塁ランナー小野田が還り東京ガスのサヨナラ勝ち。延長18回、5時間9分の死闘に幕を下ろしました。■結果■サヨナラの場面■村田と坂井の抱擁の後の膝がっくし。ミスを取り返した坂井がこうなるのも無理なし。この試合を物語ってた。試合終了後の坂井の抱擁から膝のがっくしぶり&涙は伝わりましたし、三宮と新城拓(二・中央大)の呆然ぶりは多分私忘れられないかもしれません・・。特にルーキーの新城にとってはこれが都市対抗予選か・・というのを嫌という程味わった事でしょう(まあ、その前の試合でREVENGE99に負けそうになっていたんですけどね(苦笑))。■三宮と坂井の対比がもう・・。■挨拶が終わっても呆然の新城私自身も延長18回は未知の体験だったので貴重でしたが、テンションがおかしな方向にいってましたし、さすがに10時間滞在はきつすぎました(笑)。家を出たのが8時で帰ったの20時半ですし・・。ツイッターとかでも追ってる人は追ってたと思いますが、文面だけではなかなか伝わらない何とも言えないゲームでした・・。正直、私も昨日はそんな写真を撮る気もなく、というのもいつも自分の撮ってる場所は予選では応援団の敷地内になるため撮れないだろうと思っていたのですが、一塁側のセガサミー・明安側が案外良い場所で撮れそうだったのでずっと一塁側にいたんですよねぇ。伝わるのかどうかは知りませんが、私にとってもこういうのを備忘録として残しとくのは大事な事かもと思う次第でこう長々と書いてみました。例え9回で終わっても書いていましたけども・・。後、ありがたくない珍しい記録でいうと明安の4番・加藤孝紀(一・東海大)が第一打席のヒットから二打席目以降、6打席連続三振していたとかもありました。これは延長じゃないとまず見られない光景でしたが・・。■加藤しかし、試合が終わったのは19時。明安は今試合やっていますが、15時間後に試合とはなかなかにハード。かくいう東京ガスも18時間後に試合ですからね。●第一試合セガサミー000 000 901=10 H 8 E1000 100 201= 4 H11 E0鷺宮製作所セ:氏家、田中、石垣、井上、島津-須田、喜多鷺:野口、齋藤、中川、長田、渡辺政-長澤、内野二塁打 江藤(セ)保戸田、長澤、渡辺侑、酒井(鷺) 4回裏 2アウト1塁 6番保戸田のセンターオーバーのタイムリー二塁打。 7回表 2アウト2塁 8番喜多のセンター前タイムリー、2番宮川、3番赤堀の連続押し出し、4番根岸のショートへのタイムリー内野安打、5番神野、6番佐藤の連続押し出し、7番江藤のレフトオーバーの2点タイムリー2塁打、8番喜多のショートへのタイムリー内野安打。 7回裏 2アウト2,3塁、2番津久井のライトへの2点タイムリー。 9回表 2アウト1,2塁 8番喜多のセンター前タイムリー。 9回裏 2アウト2塁 3番酒井のレフトへのタイムリー2塁打。■スタメン■結果本来は第一試合を頭に書いた方がと思うのですけども、すいません、下にさせていただきました。ただ、こちらも9回で3時間越えゲームと通常より長く抗議も程々に長くいろんな意味で厳しい試合となりました。セガサミー・氏家優悟(投・東京国際大)、鷺宮・野口亮太(投・仙台大)両左腕で始まった試合ですが、1回表から2アウト満塁になるなど動くのか動くのかと思いきや序盤3イニングは0-0。両投手が踏ん張ります。■氏家■野口 4回裏に試合が動き、6番保戸田則裕(三・青森大)のセンターオーバーのタイムリー二塁打で鷺宮が先制します。春と比べ保戸田はサードに代わっていましたが、動き特には変わらずで打球もやっぱり凄い。それでいてきっちりバントも決めるので万能キャラですね。■保戸田氏家も6回途中降板で6回終了時ではセガサミー1安打0得点、鷺宮は6安打1得点と完全に鷺宮ペース。野口も非常にらしい投球でセガサミー打線を翻弄しますが7回に悪夢が待っておりました・・。7回表先頭の5番澤良木喬之(一・日本文理大)がセンター前ヒットを放ち、代走に黒木成(代走・都城)が入り一塁コーチャーに澤良木がそのまま入ります。ここからは下記の内容に。澤良木 中安佐藤  遊ゴロ江藤  二ゴロ喜多  中安①富田  死球砂川  三野選ここで野口→齋藤宮川  四球①赤堀  四球①ここで齋藤→中川根岸  遊安①神野  四球①佐藤  四球①ここで中川→長田江藤  左二②喜多  遊安①海保  遊ゴロ実にこのイニングだけで3人も投手交代するという珍しい内容で、10者連続出塁という珍しい記録まで出ました。セガサミーのチャンテ「輝彦」からの得点後に流れる「ゲキテイ」もこの回だけで8回流れるという凄い展開に。結局途中出場の喜多亮太(捕・敦賀気比)が3安打3打点の活躍。■喜多去年はスタメンだったのに今年はスタメン外される事もしばしばでしたが、層の厚さのなせる業ですね。4押し出しというのもなかなかひどかったですが、齋藤英輔(投・青山学院大)が交代して8球連続ボールで2押し出ししたのを見て「オイオイ・・」って感じでして・・。満塁とはいえ2アウト取っているのだし、彼の球威なら(この日も146㌔まで出ていた)ど真ん中にドーン投げれば良いのにと思いますが、これが都市対抗予選なのでしょう・・。■齋藤ヒット数の上では鷺宮が3本勝っていますし、しかも3回以外は全てヒット打っているという内容であの7回以外は鷺宮の方が押していたのでは?と思うのですけども、1イニングで決まるのも野球ならではですね。他にはないか?と思いましたが、プロから社会人野球に入った田中太一(投・巨人)を初めて見たという事。内容は2回2/3を被安打3、奪三振4、四死球2、失点2という何とも言えない内容でしたけども、MAX145㌔ながら130㌔台で変化するフォーク?(高校時代よく投げていた太一ボールかな?)は効果的でしたね。そこそこ良い場面では投げさせてもらえてるのを見るに、戦力になっていきそうなのかなと思いました。■田中にほんブログ村にほんブログ村




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